2015-03-18(Wed)
ツイート批判のアホらしさ。記事のアホらしさ。
大塚愛が原発放射能めぐりトンデモツイート 「未だに食品には不安が多く・・・」に批判集中 : J-CASTニュース
たまたま目にしたのでちょろっと覚え書き・・・。ちなみに大塚愛のファンでも何でない。一応前書きしとかないと(笑)。
まぁ、ニュースでも何でも無いし、記事のレベルも病院の待合室で暇つぶしに斜め読みしていいような程度の低いモノ(笑)。大塚愛が、震災後4年経った今でもなお感じる、放射能の子供への影響に対する自身の不安をツイートしたら結構批判されたのでした。チャンチャン。、というだけの話。過剰反応した批判のほうがバカバカしく見えるね。アハハ・・。
以上。
賛否両論あって当たり前だし、芸能人のツイート自体、ワタシのようなのがブログに好き勝手に書き連ねるのとは全く違う位置付けにあることもわかる。だからこそこうしてネタになっている。正直しょ~もない・・・とは思うが(笑)。
そもそも、個人が感じる不安に対して批判するということ自体がなんだかなぁ~~・・・と呆れるのである。記事中で紹介されているのは極端なものだろうけれど、“デマ拡散”だとか“人間性”だとか、もうその過剰反応ぶりには笑ってしまったくらいだ。まぁ、ツイートの内容が過剰な不安だと感じた上での過剰返しなのかも知れないが・・・(笑)。で、これは炎上ネタとして面白おかしく記事としてまとめないと~、ってな具合に筆者は思ったんだろうな。問題とされている大塚愛のツイートの内容自体は、断定でもなければいわゆるトンデモツイートなんてものでもない。記事が上滑りの空回り状態(笑)。まぁそのあたりで記事レベルの程度が知れるわけだが(笑)。
汚染水がダダ漏れ状態にあることや、またそれを公表しない東京電力の姿勢といったニュースを、それこそ震災から4年経った今もなお聞かされるという情けない現状がある。それでもまだ不安要素ゼロと言えるのだろうか。首相曰く、“アンダーコントロール”らしいが・・・(笑)。食品に対して安全性が証明されているいないの話ではない。“ホントに大丈夫なの?”という漠然とした不安を持っても無理はないし、当たり前というだけの話なのである。ましてや彼女はヒステリックに反原発を叫んで叫んでいるワケでもない。であるにも関わらず、“けしからん!”と怒りの批判をぶつけるのはいささか筋違いではないだろうか。その矛先は本来東京電力に向けるべきものではないのだろうか。う~~~ん、批判に知恵を感じないな(笑)。
もちろん芸能人のツイートが多少なりとも影響力を持ち、本人の意図に反してひとり歩きを始めることがあるのもわかる。たった数十文字だからこそ、そのひと言ひと言には本人が考えている以上の責任が伴うこともまた事実だ。批判を受けて慌てて削除というもの珍しくはない。がしかし・・・である。彼女のツイート。何度読み返しても、何故に批判されるのかさっぱりわからない。“福島県産の物は危険だから食べないで下さい!”ってなことを書いているなら批判されても当たり前だとは思うが、子供を持つ母親としての当たり前の心情が批判されるというのはよくわからない。もし風評被害という意味での心配が批判に繋がっているのだとしたら、それはあまりにも読み違えすぎている。彼女が言っているのは“食品の危険性”ではく、あくまでも“食品への不安”である。これは“数値で安全性が証明されているから大丈夫なのに~!”といった批判が当たる類いのものとは違うのである。“震災から4年経っても食への不安はなかなか払拭出来るものではないですね”という主旨の話であり、安全性が証明された個別の食品を前にしてもなお“怖い怖い~!”などと言ってるわけでもない。“不安など思ってもクチにするな、つぶやくな、芸能人だろ!”、と言われそうな気もするが、それはそれでおかしな話ではある。妙な言い方にはなるが、何に対してどのような不安を抱こうが、それは“個人の自由”である。もっと言えば、食の選択も完全に消費者の自由であるということ。
そもそも、不安の感じ方には個人差がある。かなりのそもそも論(笑)。ましてやこれまでほとんどの人々が体験したことがないであろう放射能汚染について、である。“そんな低レベルの放射線なら毎日浴びてるわ。全く問題なし!”という人もいるだろうし、“私達が知らされてないだけで、もう既に関東地方は・・・”ってな感じでかなり針が振り切れてる人もいるだろう。ただ、震災から4年が経ち、その両者の差はぼんやりと縮まってきているのも確かなハズである。“何事も時間が解決してくれるさ”という、時の流れこそ万能薬というアレ(笑)。ただそれは人間の良いところでもあり悪いところでもある。
個人的に思うのは、復興の名の下で福島県産をアピールしまくることのほうに違和感を感じるのである。当事者にとっては深刻な問題だというは百も承知の上で感じるのは、焦りすぎだろ、ということ。“台風被害に遭いましたが何とか頑張りますのでよろしくお願いします”、とはワケが違うのである。それは震災後の4年をどう捉えるかで分かれる所だとは思うが、福島原発事故収束への道のりはまだまだこれからであり、それは誰にも否定出来ない事実としてあるということ。対策ヒトツヒトツが初めてのことづくしの模索中という現状なのである。もちろん廃炉作業と食品に直接の関係はない。ただ、あの原発事故が与えたインパクトは、単に線量計の数値だけにはとどまらないということ。風評被害の心配と、まだ解明されていない未知の問題、そして廃棄物も含めた現実の汚染問題、等々が混同されて語られているのを目にすると、仕方ないことだとは言え、まだまだ時間が必要だなと感じる。農水産業に関わる人々の心配は極当たり前のものではあるが、もっと長いスパンで見る必要があるのではないだろうか。ある出来事に対してその後の流れの中で、“ほとぼりが冷める”という言い方があるが、原発事故には使えないし、使うべきではない言い方である。こういったこと全てが、彼女のツイートの背景にはあるハズだ。
・・・で、改めて素朴な、超素朴な疑問。
あのツイート。ヒステリックに批判されるような内容か?・・・・ん???
叩く意味と効果、あるのか?(笑)
あのレベルのツイートで批判集中とか、むしろそっちのほうがコワイわ(笑)。
余談。この手の話になると、さまざな意見に対していちいち“擁護派”と“批判派”に分けたがるアホが湧いて出て来るが、あれ、何とかならないものか(笑)。いやまぁ・・・分けるのが好きなら勝手のどうぞ、ではあるが、ディベートの練習用にとりあえず振り分けるような単純さがあまりに幼稚でアホっぽいな~と(笑)。
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tag : 原発事故関連
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