2011-07-11(Mon)
後の祭り。南相馬市の肉牛、全頭検査要請。
via: 東京新聞:同じ農家 別に6頭出荷 未検査、流通先を調査:社会(TOKYO Web)
via: asahi.com(朝日新聞社):餌のわらから、高濃度セシウム=南相馬市の肉牛―福島県調査、全頭検査要請へ - 政治
市場に出る直前に11頭の肉牛からセシウム検出。それとは別の6頭は既に流通しており、消費されている可能性がある。餌のわらから高濃度のセシウムを検出。
・・・・ここでようやく福島県は、“緊急時避難準備区域から出荷する牛の全頭について、放射性物質の検査を行うよう、出荷先の都道府県に要請することを決めた”とのこと。事態がここまで明るみになってやっと、というあまりにも遅いタイミング。そして“出荷先に”全頭検査要請するという県の判断。政府もまた“しょ~がね~な~”ってな感じで今頃になって重い腰を上げるふりをしている始末。ワタシにはさっぱりワカラナイ。そもそも“緊急時避難準備区域から出荷する牛の・・・”というコト自体がわからないのだ。先日も書いたことだが、“南相馬から東京に出荷された牛からセシウム検出”というニュースを聞いた時に、セシウム検出ということよりも、南相馬から出荷されているという事実のほうが驚きだった。これだけホットスポットやSPEEDIのハナシが出てきながら、何事もなかったかのように緊急時避難準備区域から農産物が流通経路に乗っているという現実。これを無頓着というのか無責任というのか、それともワタシのような感じ方こそ風評被害を助長する無責任な過剰反応だと言われてしまうのか・・・。ホントに理解不能だ。一体どこで何が起きているのか、ということに対し、当事者は正面から向き合っていないのではないだろうか。向き合いたくないという暗黙の了解的な風潮があるのではないだろうか。他の国の人々にこのことを尋ねてみたい。事故から3ヶ月以上が過ぎてからホットスポットだとか騒ぎだし、4ヶ月を迎える頃になって、政府は事故直後の知られてはマズかった事実を小出しにし、その時何をしてましたか?などと原発被災者への聞き取り調査を始め、その間にも普通に原発周辺域から農産物が出荷され市場へ流通し、今頃になってセシウム検出をしたと後の祭りな大騒ぎをしていることについて、どう思うか、と・・・。答えは決まってる。
“クレイジー!”
その一単語に尽きる。
crazy[cra・zy]
1 〈人が〉(…のために)気が狂った((from, with ...))
2 〈人・行動が〉まともでない, 無分別な;〈計画が〉実行不可能な
goo辞書より一部抜粋
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tag : 原発事故関連
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