2005-03-11(Fri)
京浜東北線・・・車内での恐怖。(ノンオカルト)
年齢と共にコワイと感じるものは変わってくるものです。真夜中のトイレや荒れ果てた墓地。子供の頃は怖かったです・・・。が、いつの間にやら時間が経ち、オトナになってくると、もっとコワイものっていうのが現れてきます。
それは何か。
“予測不可能な行動体”です。
見た目は極普通なのに、全く想定外の行動で周囲を翻弄する。身の危険すら感じるその振る舞いこそ、“真の恐怖”ですよ。会社帰りの京浜東北線で味わった恐怖の数十分。覚え書きするほどのことでもないのですが、かなりのインパクトを感じたのは事実なので一応コトの詳細を・・・。
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それは何か。
“予測不可能な行動体”です。
見た目は極普通なのに、全く想定外の行動で周囲を翻弄する。身の危険すら感じるその振る舞いこそ、“真の恐怖”ですよ。会社帰りの京浜東北線で味わった恐怖の数十分。覚え書きするほどのことでもないのですが、かなりのインパクトを感じたのは事実なので一応コトの詳細を・・・。
電車のホーム。"LOVE PSYCHEDELICO "のアルバム"EARLY TIMES"を聴きながら、いつもの定位置から電車に乗って、いつもの定位置のつり革につかまり、いつもと同じくi-modeでメールをチェックし・・・・・とその時、車両連結部を挟んだ隣の車両からけたたましい叫び声が・・・。尋常ではないその声は罵声のようにも聞こえ、周囲の乗客も含め、一瞬のオドロキの後、「あ~・・・痴漢か?」ってな感じでその場は収まりました。
2駅程進んだ頃、珍しく目の前の席が空き、座ることが出来たので「さ~仮眠仮眠・・・」と目を閉じたその瞬間、「僕を見捨てないで~!!僕を殺さないで~!!」と先程と同じ叫び声が聞こえて来るではありませんか。チカラを振り絞ったスンゴイ声です。耳をつんざくとはアノことです。距離的にかなり近いこともありましたが、ただならぬその雰囲気を生みだしている原因は何かとふと見てみると、車両連結部そばの座席に、17~18歳の極普通の女の子・・・・渋谷あたりを普通に歩いてそうな、ちょっとしたオシャレをした・・・見た目は全く普通の子が、缶ジュースらしきモノを片手に座っているわけです。マジマジとは見てないのですが、とにかく周囲に対して叫びまくっている様子。その声のあまりの大きさに、到着した駅で駅員が何やら声をかけるわけですが、その間だけは静かになるので、駅員も車外へ連れ出すこともなく、そのまま扉は閉まり電車発進。
先程までの車内の異様な雰囲気はウソのように静寂を取り戻し、これでゆっくり仮眠出来る・・・と目を閉じること数分。突然狂った目覚まし時計のようにその叫び声は復活し、車内の緊張レベルメーター(笑)の針はまたもや振れ始めたワケです。ま~それでもワタシも含め周りの人々も慣れてきたもので、何事もなかったかのように、新聞を読み、メールを打ち、会社の書類に目を通し・・・・ワタシも目を閉じてそのまま仮眠体勢に突入しました。
そのまま数分が過ぎ、うつらうつらとはしつつも、相変わらずのデカイ声に眠れない状態ではいたのですが、その奇声が移動を始めた気配にハッと目が覚め・・・・・ふと気付くと目の前でヨロヨロしながら“叫びの主”が行ったり来たりしてるではないですか。そして認知できないその叫び声の中に突然「ワタシは松雪泰子よ!!・・・・○×▼※(認知不能)・・・・おわかり~?・・・・」などと舞台劇のような口調で叫ぶものだから、もう笑いそうになるわけですよ。何故に松雪泰子なのか・・・・。白鳥麗子なのか。でも笑えないわけですよ(笑)。・・・で、そのままその声の主は移動を続け、車内はさながら移動劇場のようで・・・(笑)・・・もう完全にエキセントリックな一人舞台公演状態と化していました。その時点でワタシはかなりビビッてましたが・・・(笑)。鬼気迫るとはあのことですね。ヤクザのおっちゃんやらアル中のおっちゃんはコワイ存在ではないですよ。ま、子供の頃からの慣れのせいもありますが、本当の恐怖は彼女のような理解不能な・・・予測不能な存在なのです。
かなり混雑した車内を、自分でかき分けるわけでもなく、まるで「モーゼの十戒」で海が割れるかのごとく、彼女はスムーズに車両の奥深くへとその叫びと共にフェードアウトしていった次第なのです。駅に着き、ちょっと長めに開いたような気がした扉が閉まり、車内には本当の静寂が戻りました。先程までのアノ異様な雰囲気は一体何だったのか・・・人々は暗黙のもと、お互いにホッとしたことを確認しているかのようで、ワタシもその輪の中で胸をなで下ろしていました。・・・と気付くともう次が降りる駅。仮眠出来なかったコトに少々トホホ気味のまま、ようやく落ち着いて"LOVE PSYCHEDELICO "に聴き入ったその瞬間!遠くでまたアノ叫び声が!!
まだ居ました。まだ乗っていました。ジワリジワリと叫びのボリュームがアップしてきています。近づいて来ています。今度もハッキリと聞き取れます。「ブラジル!ブラジル!・・・・・・・・ブ~ラ~ジ~ル~!ブラッジル!!」今度はなにやらブラジルを連呼しています。脈絡の無さが妙にコワイです。(もう完全にお笑いの「ヒロシです・・・」のノリです(笑)。)あまりのコワオモシロさにニヤけてしまったほどです(笑)。
アト1分程で降りることが出来るというのに・・・・まだ姿は見えないけれど明らかに声が近づいています。第三種接近遭遇する前に駅に着いてくれ!もう少しだけ速度あげてくれ!ブラジルソングを一緒に歌わせないでくれ!!!・・・・願いは届きました・・・ってそりゃ~そんなサイコサスペンスは長くは続きませんよ。駅間の長いローカル線ならまだしも、2分足らずですぐ次の駅ですからね。あわや!・・・というところで脱出成功です。改札口を出るまではヒヤヒヤもんでしたが・・・(笑)。
その後どうなったかはワカリマセンが、こんな駄文をここまで読んでくださった方々、アリガトウゴザイマス。ワタシの感じた恐怖がホンの少しでも届けば幸いです・・・って届くわけないか(笑)。イイ年して感じた久々の恐怖だったのでついついダラダラと・・・・・。最後に誤解のないように一応書いておきますが、あれが何かの症状だとしたら、ワタシはその“病(やまい)”に言及しているワケではなく・・・・というか、アレが“病”かどうかもワカリマセンが、ただ・・・・・手に持った缶の中身も解らないまま、予測不能な言動で周りを圧倒する姿に恐怖を感じたまでで・・・・・一応念のため。
たまには“体感する怖さ”も大事だというのはわかるものの、いざ体感するハメになるとヤなものです(笑)。
2駅程進んだ頃、珍しく目の前の席が空き、座ることが出来たので「さ~仮眠仮眠・・・」と目を閉じたその瞬間、「僕を見捨てないで~!!僕を殺さないで~!!」と先程と同じ叫び声が聞こえて来るではありませんか。チカラを振り絞ったスンゴイ声です。耳をつんざくとはアノことです。距離的にかなり近いこともありましたが、ただならぬその雰囲気を生みだしている原因は何かとふと見てみると、車両連結部そばの座席に、17~18歳の極普通の女の子・・・・渋谷あたりを普通に歩いてそうな、ちょっとしたオシャレをした・・・見た目は全く普通の子が、缶ジュースらしきモノを片手に座っているわけです。マジマジとは見てないのですが、とにかく周囲に対して叫びまくっている様子。その声のあまりの大きさに、到着した駅で駅員が何やら声をかけるわけですが、その間だけは静かになるので、駅員も車外へ連れ出すこともなく、そのまま扉は閉まり電車発進。
先程までの車内の異様な雰囲気はウソのように静寂を取り戻し、これでゆっくり仮眠出来る・・・と目を閉じること数分。突然狂った目覚まし時計のようにその叫び声は復活し、車内の緊張レベルメーター(笑)の針はまたもや振れ始めたワケです。ま~それでもワタシも含め周りの人々も慣れてきたもので、何事もなかったかのように、新聞を読み、メールを打ち、会社の書類に目を通し・・・・ワタシも目を閉じてそのまま仮眠体勢に突入しました。
そのまま数分が過ぎ、うつらうつらとはしつつも、相変わらずのデカイ声に眠れない状態ではいたのですが、その奇声が移動を始めた気配にハッと目が覚め・・・・・ふと気付くと目の前でヨロヨロしながら“叫びの主”が行ったり来たりしてるではないですか。そして認知できないその叫び声の中に突然「ワタシは松雪泰子よ!!・・・・○×▼※(認知不能)・・・・おわかり~?・・・・」などと舞台劇のような口調で叫ぶものだから、もう笑いそうになるわけですよ。何故に松雪泰子なのか・・・・。白鳥麗子なのか。でも笑えないわけですよ(笑)。・・・で、そのままその声の主は移動を続け、車内はさながら移動劇場のようで・・・(笑)・・・もう完全にエキセントリックな一人舞台公演状態と化していました。その時点でワタシはかなりビビッてましたが・・・(笑)。鬼気迫るとはあのことですね。ヤクザのおっちゃんやらアル中のおっちゃんはコワイ存在ではないですよ。ま、子供の頃からの慣れのせいもありますが、本当の恐怖は彼女のような理解不能な・・・予測不能な存在なのです。
かなり混雑した車内を、自分でかき分けるわけでもなく、まるで「モーゼの十戒」で海が割れるかのごとく、彼女はスムーズに車両の奥深くへとその叫びと共にフェードアウトしていった次第なのです。駅に着き、ちょっと長めに開いたような気がした扉が閉まり、車内には本当の静寂が戻りました。先程までのアノ異様な雰囲気は一体何だったのか・・・人々は暗黙のもと、お互いにホッとしたことを確認しているかのようで、ワタシもその輪の中で胸をなで下ろしていました。・・・と気付くともう次が降りる駅。仮眠出来なかったコトに少々トホホ気味のまま、ようやく落ち着いて"LOVE PSYCHEDELICO "に聴き入ったその瞬間!遠くでまたアノ叫び声が!!
まだ居ました。まだ乗っていました。ジワリジワリと叫びのボリュームがアップしてきています。近づいて来ています。今度もハッキリと聞き取れます。「ブラジル!ブラジル!・・・・・・・・ブ~ラ~ジ~ル~!ブラッジル!!」今度はなにやらブラジルを連呼しています。脈絡の無さが妙にコワイです。(もう完全にお笑いの「ヒロシです・・・」のノリです(笑)。)あまりのコワオモシロさにニヤけてしまったほどです(笑)。
アト1分程で降りることが出来るというのに・・・・まだ姿は見えないけれど明らかに声が近づいています。第三種接近遭遇する前に駅に着いてくれ!もう少しだけ速度あげてくれ!ブラジルソングを一緒に歌わせないでくれ!!!・・・・願いは届きました・・・ってそりゃ~そんなサイコサスペンスは長くは続きませんよ。駅間の長いローカル線ならまだしも、2分足らずですぐ次の駅ですからね。あわや!・・・というところで脱出成功です。改札口を出るまではヒヤヒヤもんでしたが・・・(笑)。
その後どうなったかはワカリマセンが、こんな駄文をここまで読んでくださった方々、アリガトウゴザイマス。ワタシの感じた恐怖がホンの少しでも届けば幸いです・・・って届くわけないか(笑)。イイ年して感じた久々の恐怖だったのでついついダラダラと・・・・・。最後に誤解のないように一応書いておきますが、あれが何かの症状だとしたら、ワタシはその“病(やまい)”に言及しているワケではなく・・・・というか、アレが“病”かどうかもワカリマセンが、ただ・・・・・手に持った缶の中身も解らないまま、予測不能な言動で周りを圧倒する姿に恐怖を感じたまでで・・・・・一応念のため。
たまには“体感する怖さ”も大事だというのはわかるものの、いざ体感するハメになるとヤなものです(笑)。
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★“Mp3tagで先頭のn文字を削除”、ようやく解決。
★ひょっとしたら、加害者以上に罪深いかもしれない加害者の親。光市母子殺害事件。
★プリンタのインク。シアンだけが出ずに焦る・・・の巻。
★プリンタのインク。シアンだけが出ずに焦る・・・の巻。
★SDカードに出来た未割り当て領域。。。。。。
★プリンタのインク。シアンだけが出ずに焦る・・・の巻。
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