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2015-03-11(Wed)

また出て来る精神鑑定の話。そのアホらしさ。

【淡路島5人殺害】親族や近隣の殺害、各地で相次ぐ 責任能力が争点に - 産経WEST

まだこれからの話だとは思うが、今明らかになっている事実だけでもそれが大きな争点になることは容易に想像が付く。この手の話については何度も覚え書きしているので今更繰り返して書くまでもないとは思うものの、どうしても理解に苦しむので改めて覚え書き・・・。

殺人事件が起きると、必ず責任能力の話が出る。犯行時に加害者がどういう精神状態にあったか、物事の判断能力がどうだったか、ということ。行動に自ら責任を負える状態にあったかどうか、ということ。つまりざっくりと言えば、普通に殺意をもって人を殺すのは罪に問われて当たり前だが、犯行時の精神状態が異常、いわゆるキチガイの犯行については、罪に問えない、問うことは出来ない、という話。善悪の判断すら出来ない人間の行為については罪を問えない、と。この点がワタシにはどうしても納得出来ないのである。

今回の淡路島の5人殺害事件など、加害者の男の犯行に至るまでの異常な言動が既に報道されている。近隣の人々にとっては、恐れていたことがとうとう、という感じだろう。メディアによっては具体的な病名まで出始めている。凶行に及んだ犯人は精神的に病んでいた、なんて話は珍しい話でも何でもない。問題なのは、こういった犯罪が起きると、精神鑑定や責任能力という話がすぐに出て来てしまうことだ。ワタシ個人の意見としては、犯した行為そのものについて量刑を判断すべきであり、犯行時にどうのような精神状態にあったかなどということを推測し、それが量刑判断に影響を及ぼすのはナンセンスそのものだと思っている。精神的に全く異常がない人間であれ、病みに病んで異常な精神状態にあった人間であれ、人を殺した、という事実は何ら変わらないのである。その事実に対し、どのように償わせるべきか、量刑をどうすべきか、ということが判断されるべきであり、誰にも知り得ない加害者の犯行時の精神状態を後追いで調べ、挙げ句の果てに推測で結論づけ、無罪へ向けてまっしぐら、なんてことは許すことも出来ないし、マトモなことだとも思えないのである。

今回の事件、加害者は日々パソコンを起動し、ログインし、周囲の人々に対する誹謗中傷をキーボードでテキスト入力し、写真をアップし、その他にもあれやこれやと熱心に発信していたとのことである。殺害に至ったのも、決して衝動的に我を忘れてとかではないだろう。遅かれ早かれターゲットへの凶行へ及んだハズである。意味不明な言動に周囲が困惑していたとは言え、人を殺すことの意味がわからないような状態だったとは到底思えないのである。複数の凶器が見つかったことからしても、明らかに殺意は抱いていたわけで、この期に及んで責任能力の有無などが取り沙汰されるのは全く以て笑いぐさ・・・なのである。

一般的に精神疾患や宗教といった要素が犯罪に絡んでくると、マスコミは一気に腰が退けた状態になる。一気にトーンダウンし、尻つぼみになる。慎重な報道姿勢になると言えば聞こえはいいが、単に、腫れ物には触るまい、となるだけの話。情けない。いわゆる少年犯罪についてもそうだが、まるで抱き合わせ商法のように“人権”というキーワードが付いてきて、気が付けばニュース自体がフェードアウトな状態。次から次へ新たな犯罪が起き、ネタとして押し出されるのは仕方がないが、どうもアンバランスでちぐはぐな感じがしてならない。佐世保で起きた女子高生の首切断の事件など、遠い過去の事件のようになっている。“そう言えばあった、あった・・・”となってしまうのは仕方ないこととは言え、マスコミはニュースをフェードアウトさせることなくしっかり伝え続ける義務があるハズだ。キチガイやガキが犯した事件で見られるのは慎重さではなく、ビビっているだけの情けない姿勢でしかない。川崎や淡路島の件だけでなく、過去の事件についても伝えるべき情報は山とあるハズなのに、何故に中国人の爆買いネタに時間を割き、アップルの新商品のネタに時間を割き、韓国のアホネタに時間を割く必要があるのだろうか。

あ、またお決まりの話脱線コースか・・・(笑)。

いずれにせよ、キチガイであれ何であれ、ガキであれ何であれ、マスコミはありのままに報道しろということ。そして司法の世界も、精神鑑定などヤメて、極当たり前に犯行事実をありのままに裁けということ。責任能力があったかどうかなど、心理学者や精神科医の教材として、死刑執行されるまでにゆっくり研究すればいいだけの話。幸いなことに死刑執行待ちの人間はまだまだ大勢いる。過去の法務大臣の責任能力のほうがむしろ問題だと思うが・・・(笑)。

正当防衛の場合を除き、殺意をもって人を殺したというその時点で、加害者は人権を失い、と同時に責任を負っている、とワタシは思うのである。能力の有無以前の話。

(今まで普通に“ありのまま”とか使えていたのに、あの映画のせいでどうも使いにくくなった(笑)。)



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tag : 死刑制度 川崎中1殺害事件 光市母子殺害事件 実名報道

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2015-03-10(Tue)

川崎中1殺害事件。やっぱり出て来る。脱力の雑感。

川崎中1殺害:「えらいことしてしまった」18歳少年 - 毎日新聞

いつもの流れ。逮捕後しばらくすると、“反省の弁”やら“自責の念”がマスコミを通じて必ず出て来る。少年犯罪となるとより丁寧に報道されている気さえしてくる。犯した罪の大きさに気付かされ、悔やみ、そして手を合わせる。人として極当たり前の感覚を取り戻す。それはそれはドラマチックな瞬間かも知れない。ドラマで言えばエンディング8分前くらいの取調室の光景。また、弁護士にとっては、これから先の裁判を見越しての、最初の腕の見せ所かも知れない。“ここ大事なところです。チャンネルはそのまま”的な(笑)。

・・が、加害者よ、時既に遅し、である。それは被害者を惨殺する前に気付くべきだったことだ。ましてや過去に犯した暴力事件の際に、その行為を咎められ反省めいたことを言っておきながら、単に報復へのステップとしかしなかったその短絡さ。幼稚さ。さて、今回逮捕されたことに対しては、恨むべき相手は誰になるのか。彼は今頃次のターゲットをリストアップしているかもしれない。もし、万が一、彼が本当に反省し、後悔し、どうしようもない自責の念にさいなまれているとしたら、ああ、そうですか、というだけの話である。と同時に、ここが“人権”や“更生”“社会復帰”といったキーワードが大好きな薄っぺらな連中がお祭り騒ぎを始めるスタート地点でもある(笑)。

犯した行為を加害者にどう償わせるべきか・・・。ことある毎に常に論争となるネタである。要は裁判での量刑というものに対してだが、ワタシに言わせればどう考えてもオバカな判決も数多く存在し、恐らくはオバカな判決と言われないように、ある意味責任分散とも言える裁判員制度が導入されたハズなのである。しかしその裁判員判決を破棄するという愚行すらまかり通っているのが現実でもある。情けないというか、滑稽ですらある。犯した罪は“反省の態度”次第でいくらでも軽くなるという今の状況。演技派が勝ち組となるのである。少年法の下では名子役と言ったところか。

話が逸れたような逸れていないような・・・いや、微妙に逸れていない(笑)。

下の記事。やっぱり出て来る。いろんな意見があっていいと思うし、全力で否定するつもりもない。ただ、脱力するには丁度いいかも知れないと思ったまで(笑)。

「川崎中学生殺害事件に極刑を!」という署名には賛同しないでください(仁藤夢乃)

要するに、フェイスブックにて、加害者に対する極刑を求める署名活動がされていることに対する反対意見。このフェイスブックでの署名活動については、その気持ちなり活動趣旨は十分わかるし、ワタシ個人としても今回の事件については極刑が当たり前に下されるべきだと思っている。その考えが揺らぐことはない。ただ、“じゃぁワタシも署名を・・・”とは思わないのである。何故か。単なるネットのコミュニケーションツールに過ぎない、それも日本には馴染まないツールと思っているワタシには、その署名活動が判決に影響を及ぼす世論には到底なり得ないと思うし、逆にネットの、それもフェイスブックの署名ごときで極刑になりました、ってことになるようではマズいと思うからである。司法の根本が揺らぐ話。ただ、前述したとおり、その活動趣旨自体には共感出来る。被害者の受けた苦痛を思えば、極刑でも軽いくらいだ。現実的ではないが、加害者が犯した行為をそのまま刑罰として科すことが出来れば、量刑としてはそれが理想だとワタシは昔から思っている。

それはさておき、この記事の中身。敢えてここで語るまでもないが、最大の脱力ポイントはどこか。

彼らをそこに追いやったのは、こういうサイトに賛同し気軽にシェアしてしまう一人一人、私たちがつくる社会

はい、全身のチカラが抜けたところでリラックス~(笑)。

凶悪事件が発生すると必ず出て来るフレーズである。社会や背景。テレビ番組のコメンテーターが神妙な顔芸で視聴者を笑わせながらよく使うフレーズでもある。一応コーナーのシメとしてピッタリ感もある。“一個人の問題ではなく、私達大人が、そして地域、社会が改めて考えていく必要がありますね。では次の話題です。いよいよ桜前線が・・・”・・・・こんなクソベタな流れ(笑)。もちろん事件の背景としての社会に何の問題もない、という話ではない。時代時代によって、その時々の社会が犯罪に何かしらの影響を及ぼしていることは誰も否定しないだろう。しかし、犯罪の事実があり、殺された被害者が存在し、加害者にどう償わせるのが妥当か、というある種の問題提起に対し、背景に目を向けるべきだってなことを主張するのは、論点のすり替え、それも幼稚で大胆な・・・と言わざるを得ないのである。この記事を読み、脱力しつつ、それでも何とかチカラを振り絞って思うのはヒトツ、極々単純且つ素朴な疑問。

13歳の少年を全裸にし、切りつけ、冷たい川で泳がせ、それでもなお切りつけて惨殺した加害者の責任の所在は?・・・ということ。それだけ。

記事を読んでいると、その責任は社会全体が広~~~く、薄~~~く負担すべきで極刑などもってのほか、としか取れないのである。論点がズレてるという以前の問題。また、“排除が排除を生んだ結果としての事件”と思っているとのことだが、惨殺されるという死を以てこの世から強制排除された13歳の少年の立場はどうなるのだろうか。そこでもやはり死人に口なし。生きている者こそが優先されるべき、というエセ人権活動家としての主張に終始するのだろうか。

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tag : 死刑制度 川崎中1殺害事件 光市母子殺害事件 実名報道 少年法

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2015-03-06(Fri)

川崎中1殺害事件。私刑とか少年法とか。雑感。

スマイリーキクチ、川崎中1殺害でネット私刑の危険性を力説 自身も過去に被害 : 芸能 : スポーツ報知
「週刊新潮」が18歳少年の実名を報道する理由 (BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり) - Yahoo!ニュース

“不正確な情報の拡散の危険性”・・・スマイリーキクチだからこそ、の発言。説得力はある。ただこれはゼロにすることは現実問題として不可能なわけで、最終的にはネットに接する個人の意識の問題となる。情報の拡散手段の進化に、個々の責任が追いついて行けてない状況。クチコミの時代とはワケが違う。モラルや責任についての話が出なくなる日など来ない・・と思う。悲観している訳ではない。ネット社会と言われて久しいとは言え、まだまだ創生期でしかないと思っているだけの話である。

それよりも、個人的に危惧するのは、彼の言う“ネット私刑”により刑が軽減される可能性”についてである。“私刑”という呼び方が適しているかどうかはともかく、ネットに加害者の情報が流れることにより、それが“社会的制裁”と取られ、形が軽減されることなど、あってはならないことである。ワタシ個人の意見としては、彼の言わんとしていることも十分わかるが、少々違っている。いや、普通に違うか(笑)。“ネット私刑”が減刑に繋がる可能性があるから、とか、遺族への責任は?とか、そのことを理由に、実名公開や加害者情報の流出を危惧するのはいささか筋違いだと思うのである。もちろん、これは流される情報が正確なものであることを前提にした話ではある。最も重要なのは、いわゆる“ネット私刑”と呼ばれている状況を社会的制裁として捉えずに、裁判は裁判として、犯行事実を厳正に裁くべき、ということである。その社会意識こそが重要であるということ。“ネット私刑”が社会的制裁という発想の時点で、それは単なる感情的な加害者擁護でしかない。

今の時点でも多少見え隠れし始めているが、“ネット私刑”が話題になる一方で、逮捕された容疑者たちからは情状酌量を狙うような供述も報道されているということ。端から見ればそれは醜い保身でしかないが、当然ながら、弁護側の作戦はとっくに始まっているわけで、いちいちそれが裁判に影響を及ぼすようではたまったものではない。13歳の少年が惨殺されたという事実は変わらないのである。ネットで社会的制裁を受けたからとか本当はやりたくなかったとか、それは全く関係のない話だ。それで減刑されるなら、犯罪のハードルは一気に下がるハズである。

気を付けるべきなのは、“不正確な情報の拡散の危険性”と混同して語られるべきではないということ。不正確な情報により、全く関係のない人間が強制的に社会的制裁を受けてしまうことと、加害者の正確な情報が流された結果もたらされた状況、そのふたつの意味合いは全く異なるものである。殺人という犯罪事実を前に、それを社会的制裁と呼ぶのはナンセンスそのものだ。

そもそも・・・、ということを考えるべきである。何故にいわゆる“ネット私刑”なるものを受ける状況になったのか、ということ。何が発端でそういう状況に置かれるはめになったのか、ということ。そして被害者については詳細に晒されるのに、それが加害者となると一転して“私刑”や“制裁”として捉えられるのは、あまりに勝手な言い分ではないだろうか。

週刊新潮が実名報道をしたことがニュースになること自体がバカバカしいのである。人権派の弁護士曰く、“少年法の精神は、社会復帰することを前提に考えている”らしいが、それに対して筑波大学名誉教授の土本武司氏の発言は極めてマトモで笑ってしまった。“現在の少年法が出来たのは昭和23年のこと。空腹に負けて店頭からパンを万引きして飢えをしのいでいたような非行少年を想定していたのです”。この両者のへだたり(笑)。昭和23年で時間が止まったままの人権派弁護士と、今の時代を冷静に現実的に捉えている教授。象徴的である。そりゃ~今の少年法を隠れ蓑にして悪知恵を働かす加害者と弁護士にとっては昭和23年で止まっていて欲しいだろう。どんな残虐な方法で人を殺そうが、彼らにとっては所詮パン泥棒に過ぎないわけだから。

少年法を見直すのではなく、廃止すべき時期、時代にきていることをワタシたちは認識すべきだろう。


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2008-10-29(Wed)

加害者に名誉もクソもあるか!

実名報道に異例の「付言」 「慎重に対処」と高裁支部 ;47NEWS


少女に対する“みだらな行為”なるものがどういう行為を指すのかはワカラナイが、逮捕された男が“実名報道され名誉を傷つけられた”として損害賠償を求めるというナントモ馬鹿馬鹿しいというか、「お前ナニ言っとるんじゃ!ボケッ!」と一喝したくなるハナシではある。さすがに請求は退けられたようだが、裁判長の、“当然に罪を犯したかのような印象を与えないように節度を持って・・”だとか、“実名報道で教諭が被る不利益は非常に大きく・・”という指摘にはチョット・・いや、かなり引っ掛かる思いである。“不利益”・・・。中身はどうであれ犯罪は犯罪。一番の不利益を被っているのは被害者であり、犯行を犯した時点で加害者に利益など完全に喪失しているハズなのである。そして罪を犯して当然かどうかなんて印象はどうでもいいハナシである。視聴者が、アナウンサーのコメントによって印象操作されようがされまいが、重要なのは、犯した行為が事実かどうか、という点だけである。事実だと証明された時点で、加害者には人権や名誉などというコトバを語る資格などないのだ。ましてや賠償請求だなんて愚行中の愚行というか、こういうのは裁判所が一蹴すべき事案なのである。
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